2025.3.27

世界のサステナブル事例を共有しました!
【Laboratoryイベント#07レポート】
世界のサステナブル事例を共有しました!
【Laboratoryイベント#07レポート】

概要

2025.3.14 @オンライン開催

世界のサステナブルな商品や循環型社会に向けた活動を、デザイナーの視点からピックアップし共有することで、魅力的な商品実装や仕組みづくりのヒントを探ります。


①オランダでの活動で実感するサステナブルな文化と、世界のデザイン事例

スピーカー:MAORI KIMURA DESIGN STUDIO 木村茉央里(テキスタイル・雑貨デザイナー)

オランダを拠点に活動し、繊維端材や古着を活用したインテリアやテキスタイルを手掛けるhttps://www.maorikimura.com/

◆オランダのサステナブル事例共有

ゼロ・ウェイストの考えを基盤とした企業が集まるイノベーションハブや、ポイント制のセカンドハンドストアなど、大きな取り組みから地域密着な民間活動まで、オランダに根付いたサステナブルな習慣が伺えました。

◆EUのサステナブルデザイン事例共有

これまでのダッチデザインウィーク(オランダ)や、ミラノサローネからピックアップ。廃材でできたインテリアや、カラーリメイク製品、ムール貝のひげでできた防音材など、リサイクル製品ながら、カラー表現の楽しい事例をご紹介いただきました。


②CMF表現に注目した、世界のサステナブル製品事例

スピーカー:運営FEEL GOOD CREATION 玉井美由紀 (CMFデザイナー)

◆サステナブル素材の前提、評価指標についての共有

循環型経済に向けた戦略のインパクトを順位付けするR-LADDERと呼ばれる指標や、リサーチをした戦略事例を共有しました。

◆家電やモビリティ、建築などの事例共有

合理的な設計、リサイクルを考えた加飾、自然素材の積極的な活用事例の紹介。
事例を通して、CMF観点での今後の動向分析を共有しました。


トークコーナーでは、木村さんが現地で感じていることなども伺い、
オランダではチャレンジ精神旺盛でスタートアップ企業が多く、そのような国民性もサステナビリティ先進国と言われている一つの理由かもしれません。

今回は、環境配慮を重視した意匠的な傾向から、製品設計の見直し方、各国の活動について、それぞれのデザイン分野の視点で伺うことができました。

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イベントは月一回、オンラインとリアル開催(都内)を交互に行なっています!
※リアルの場合もオンライン中継をしています。
Laboratory活動へ参加ご希望の方、入会ご検討中の方はまずはこちらからお問い合わせください。
https://senselab.green/laboratory/laboratory-sign-up/

最後までお読みいただきありがとうございました!次回イベントレポートもお楽しみに。