• 和紙 (廃棄コットン100%)
  • 落水紙 (廃棄コットン50%)
  • コットン繊維をパウダー状にしたものを水の中で溶解。和紙漉き前の工程
  • 和紙ロール
  • 弘前ねぷたまつりのねぷたに和紙を使用

コットン繊維由来の温もりある和紙・落水紙

サーキュラーコットン和紙・落水紙

廃棄繊維100%、CO2削減を⽬指し日本の伝統的な技術で作っている和紙です。和紙の特徴として裏と表の質感が違うダブルフェイスで、コットンの持っているふくよかさが生かされているリサイクルペーパーです。


繊維から紙へのリサイクルで、CO2を限りなく抑制

和紙について

現在サーキュラーコットン和紙は病院やホテルなどで使うタオルやシーツやワイシャツなどの廃棄されるものを主に使っています。
熊本県のワイシャツ廃材を使用した例では、120キロの和紙を作るのに繊維を廃棄せず和紙にした場合、264キロのCO2の削減になります。

CCFの紙は試験センターによって開発され、土佐和紙専門メーカー「株式会社モリシカ」で製造しています。通常1tの紙を作るのに200tの水が必要ですが、地下水を無理に汲み上げることなく高知県の仁淀川の伏流水を使用し、地盤沈下のリスクも高めず環境負荷を低減しています。
これは世界に稀なる有益な環境です。

和紙(※)の特徴として裏と表の質感が違うダブルフェイスのため、その特徴を生かしてお使いいただけます。
また、コットンの持っているふくよかさが生かされた和紙となっています。
墨などの吸い取りもよく繊細な文字や絵を書くことができます。
(※)一般的にいう和紙とは違いますが、和紙漉きの製法のため和紙と呼んでいます。

落水紙について

落水紙は模様をいれた紙です。型を置きそこに水を落とす手法で、日本には数台しかない古い機械で作られている希少価値のある紙です。
独特の模様が浮き上がり、紙の柔らかさと透明感が楽しめます。
コットンだけではなくてポリエステルなどを入れることによって紙の強度を増すこともできます。
「株式会社モリサ」で製造しています。

素材情報

●和紙
原材料:廃棄コットン繊維100%
印刷:両面可能(裏表で表情が違うため印刷仕上がりも異なります)
坪量(厚み2種):90g/㎡、160g/㎡
寸法(サイズ2種):幅900mm×10m~/1ロール、A4版210mm×297mm
製造:高知県

●落水紙
原材料:廃棄コットン繊維50%、木材・化学繊維50%
印刷:不可
坪量:18g/㎡
寸法:幅800㎜×10m巻/1ロール
製造:高知県