• Wood Terazoシリーズ
  • mimiシリーズ
  • Fragmentsシリーズ
  • Libraryシリーズ
  • Connectシリーズ
  • Natureシリーズ
  • Stellaシリーズ
  • Assembleシリーズ

突板端材を活用した、様々な樹種を楽しめる木質内装建材

FORESTERIOR (フォレステリア)

内装や家具向けの化粧板を作る過程で生じる、薄いツキ板の端材/未利用材を再利用した内装用化粧板です。


サイズやデザインを工夫した新たな建材を開発し、
ツキ板の端材問題を解決する

FORESTERIOR誕生のきっかけ

天然木を薄くスライスして作る『ツキ板』は、内装材や家具の化粧材として利用され、その美しい木目と温かみが魅力です。しかし、ツキ板業界には認知度の低さや製造過程で生じる端材の未活用といった課題があります。設計者の中にはツキ板を知らない人も多く、専門的な技術が求められることもあり使用のハードルが高いのが現状です。

特注のツキ板販売でトップシェアを誇る大和ツキ板産業は、新たなブランド『FORESTERIOR』を立ち上げ、ツキ板の新しい選択肢を作ることでその魅力を広めると同時に、端材を活用した持続可能なものづくりを推進。ツキ板業界全体の活性化を目指します。

FORESTERIORの代表シリーズ『Wood Terazo』

Wood Terazoシリーズ

通常、端材となるツキ板は短く、従来の化粧板としての転用が難しい上、ホワイトオークやウォールナットといった定番樹種は確保できても、カバ桜や地杉、アッシュなどは量が不足しがちでした。
そこで、端材を小さく切り刻み、テラゾーのように様々な樹種を混ぜ合わせるデザインを採用。これにより、樹種ごとの色や質感を活かしながら、短い端材や少量の樹種を有効に活用できるようになりました。結果として、木質建材としてこれまでにない新しい表情を生み出し、ツキ板の可能性を広げる製品が誕生しました。
Wood Terazoのほか、ツキ板未利用材を貼り合わせたものや染色したものなどシリーズを取り揃えています。

FORESTERIOR 基本情報

種類:全8シリーズ (一部不燃あり)
基本サイズ:600㎜×600㎜×4㎜(一部シリーズを除く)
特注サイズ:最大1200㎜×1200㎜
特殊注文:使用する樹種の変更も可能(要相談)
原料:ツキ板端材/未利用材+基材(※)
※基材はMDFか、火山性ガラス質複層板(不燃の場合)
シリーズごとの詳細を見る>

使用事例

壁面、家具、アクセントパネルなど、幅広い空間で使用いただけます。
また使用例として、壁面に通常のツキ板化粧板を使用し、その製作時の端材でFORESTERIORを製作し同案件の家具用面材として活用することも可能です。

miniシリーズ実装例

オーダーメイドの素材化について

ご相談に応じて、サイズや樹種、カラーリングなどを特注で製作することも可能です。

製造工程

1.ツキ板化粧板の製造工程で出た端材を自社で保管
2.端材のカットや粉砕を行い、基材に貼り合わせる(自社工場)
3.シリーズによってUVクリア塗装や染色などの仕上げを行う(自社工場)