【サンゴの塗り壁】
沖縄の周辺海域で採取された風化造礁サンゴを主原料に、地域資源やリサイクル材を配合した塗り壁材です。色味はすべて天然素材の色で、地産にこだわって作っています。
【サンゴのリタイル】
琉球石灰岩の削り出し時に出る端材を活用し、白セメントで固めた擬石タイルです。特にspecial editionは琉球石灰岩の特徴的な巣穴を再現しています。
”使って、育てる”サンゴのサイクルを実践
サンゴの建材 開発のきっかけ
サンゴの広がる沖縄の島々はサンゴの大地そのものです。
サンゴの大地には、魅力的な多くの岩石や土などが存在しますが、 あまり注目されていませんでした。
「この島の素材に光を与え、 沖縄発のグリーンな建材を開発したい」と考えたのがそもそもの始まりです。
また、メインの原料となる風化造礁サンゴ(*1)は微細な空孔をもった多孔質物質で、臭いや湿気の吸着除去に効果があり、建材に適した原料です。
風化造礁サンゴをはじめ琉球石灰岩(*2)削り出しの際の端材など、原材料を選定する過程においてもリサイクル材を積極的に採用し、持続可能な社会へ向けた、環境問題にも配慮しています。また、新たなサンゴを育てる活動も技術面から支援しております。
(*1)サンゴが命を終え、長い歳月で風化し細かい砂となって海底に集積したサンゴの骨格
(*2)サンゴなどが堆積して形成され、その後隆起した石灰岩

独自技術
塗り壁:沖縄県産自然素材と漆喰(消石灰)を主原料とした独自配合技術。
リタイル:人工でありながら本石のような表情を出す独自配合技術。
基本情報
【サンゴの塗り壁】
原料:風化造礁サンゴ(約70%)、消石灰(約30%)、海藻由来の糊(少量)
+地域資源やリサイクル材(種類によって風化造礁サンゴの置換配合)
販売サイズ:風袋20kg/袋
施工方法:完全プレミックスで水を加え攪拌するだけ。左官職人によるコテ塗り
性能:調湿効果、ホルムアルデヒド吸着、アンモニア吸着
種類(塗り壁材名称):風化造礁サンゴ、琉球赤瓦、赤土、勝連トラバーチン、石畳コーラル
▼サンゴの塗り壁カタログ
https://senselab.green/wp-content/uploads/2025/08/nurikabe-catalog.pdf
【サンゴのリタイル】
原料:琉球石灰岩の端材:白セメント (5:1の割合)
施工方法:施工場所により適した取付工法により施工
性能:調湿機能(吸放湿力)、有害物質(ホルムアルデヒド等)吸着、アンモニアなどの嫌な臭いの脱臭、消臭効果
サイズ種類:300*300〜400*1200mm
厚み種類:15,20,25,30mm
▼サンゴのリタイルカタログ
https://senselab.green/wp-content/uploads/2025/08/retile-catalog.pdf
オーダーメイド
【サンゴの塗り壁】
なし
【サンゴのリタイル】
サイズや厚み、カラー巣穴の特注 (要相談)
採用事例
【サンゴの塗り壁】
住宅や商業施設、ホテル、病院などへの内装壁
【サンゴのリタイル】
住宅や商業施設、ホテル(ヴィラ)などへの外装・内装壁
製造工程
【サンゴの塗り壁】
1.沖縄県で原料を調達
2.主要原料 高温乾燥(殺菌)
3.1次破砕、2次破砕(0.6㎜A)
4.混合材料と攪拌し、風袋に梱包
【サンゴのリタイル】
1.沖縄県で原料を調達
2.各原料を弊社独自配合により攪拌
3.型枠に流し込み(打設)
4.脱型し、角成形
★全ての工程を沖縄自社工場で行っています。