• FUMIKODAの IVY(左)、GINAbaby(右)

キノコ菌糸100%のレザー質感新素材シート

キノコの皮KINOLI

キノコの菌糸100%、石油樹脂不使用で土に還る新素材です。菌糸の成長度合いによって変化するシート1枚ごとの模様はすべて1点もの。手触りは動物皮革のように滑らかで、ほのかにキノコの香りがします。


日本のキノコ生産技術を活かし、
日本初・菌糸100%の素材化を実現

開発のきっかけ

日本の高品質な食用キノコ生産技術を活かし、キノコ業界を変えるべく新しい取り組みに挑戦。当時海外で行われたキノコ生産技術を素材へ転用していく技術に着目し、インドネシアのMycotechLabと出会うことで、長野県産キノコ素材の開発に成功しました。
開発メーカーのMYCL Japanは、キノコ専門家4社が設立した国内ではキノコ業界“初”となるグローバルベンチャー企業です。

独自技術

・菌糸を革のような素材として生む技術
・それに付随する菌糸育成の技術
独自の最先端技術により生分解性やリサイクル設計も前提としながら、レザーのような質感と手触りを実現しました。

素材 基本情報

原料:菌糸100%
カラー:ナチュラルな素材の色(※1)
規格サイズ:約30cm x 30cm、厚み1㎜前後
加工方法:革と同様の加工が可能(シボ付、染色など)
(※1)模様の量により印象が変わるのでご相談ください。

シボ付や印刷も可能

オーダーメイド

特注サイズ:最大90㎝x130㎝まで可能
価格:90㎝x130㎝で約5万円
特注サイズは都度価格ご相談となります。

採用事例

バッグ、財布、チェアシートなど

銀職庵水主 / 初 – ウブ –
WORKOWLS / KULA

製造工程

菌糸を育てるための培地製造から、菌糸を皮にかえるまですべて長野県内の工場で完結しています。
1.おが粉で構成された培地を用意し、40日間かけ菌糸を育てる(小諸市工場)
2.特別なプロセスを経た後、菌の不活性化を行う(キノコの成長を止める)
3.最終仕上げを行う

菌床袋の中で菌糸を育てる様子